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「MLオンライントークショー・Stay Home Enjoy Life これからの家・これからの暮らし方-」つづき。

モダンリビングNo.251発売を記念して2020 06 10 YouTubeでの生配信。
前回の続き、感じたことを書きます。
ゲストは建築家の谷尻誠さん、吉田愛さん、西田司さん、
モダンリビングからは発行人の下田結花さんと編集長の志水りえさんの5人でのトークセッションでした。

トークは進み、住まいを通してこれからの暮らしはどう変わっていくのか、
都会に住まないと仕事ができないということがなくなり、居心地の良い場所、
自分のホッとする居場所があることが大切であるということ。
田舎暮らしや、自然と共存した暮らしや。

そんな話の中で谷尻さんがポロッと不便が良いと、、、。
今の時代ほしいモノやほしい情報は何でも手に入り、
便利でないとクレームになるような世の中になってしまいました。
不便が良くないように思われていますが不便こそ素敵なのです。
不便だと人はどうしたら便利になるかを考える。
知恵をつけるのでそれが良いのです。
昔の人はみんなそうやって生きてきたということを言われていました。
高名な方のお言葉はとても心に響きます。
私も正に同じ考えであり、
そもそも田舎暮らしを始めたのも全く同じ理由だったので
驚きと共に嬉しく思いました。
そう、不便を体験したかったから。
不便だとどうすると便利になるかを考えることができます。
少々の不便の方が暮らしているという充実感があり、心が豊かになります。
以前、同じことを安藤忠雄さんもおっしゃっておられました。
暮らしを考える方の根源は同じなのかもしれません。
誰かに押し付けるのではなくその根源を心の奥底へ秘めておきたいと思います。

写真は我が家の階段です。
階段下にある北欧ビンテージの家具、
引出しを開けるとそこには靴が。
我が家の玄関にはシューズクロークがありません。
毎回リビングの押入れの中から靴を取り出していましたが
とっても不便すぎる!と思いこの北欧ビンテージの家具を購入しました。
見た目は靴が入っているなんて思わないでしょう。
そこがまた面白い。
お気に入りのシューズクロークとなりました。

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